時代:江戸中期
技法:紙刷古印判
縦約7㎝×横約9.5㎝/高さ約2㎝
商品番号:19N49➂(店舗在庫)
グレー味を帯びた地肌に紙刷古印判であしらわれる糸巻型小皿。江戸時代に造られていた型紙摺りの器です。
上等な伊万里の染付に対して、比較的安価な型紙摺りの需要が急増。
しかし、型紙の繊細な造りには手間がかかる為安価な大量生産を実現するには至らなかったそう。
明治時代の印判転写であしらわれる器と比べると、貴重なお品です。
発色の良い呉須調で細やかに点と点を繋いだドットのような構図が愛らしく、判の擦れや歪みから手仕事ならではの味わいを感じることができます。
※ノミホツ(ごく僅かな欠け)のある器です。ご使用には問題ありませんが画像をご確認の上ご検討くださいませ。
ひとつひとつ職人の個性が出る器たちです。スレや歪みによる若干のがたつき、窯傷(焼成中に出来たもの)などがある場合もございますが、味わいある手仕事の魅力としてご理解いただける方にお譲りできますと幸いです。