




























時代:江戸後期
技法:染付
縦約20.5㎝×横約20.5㎝/高さ約3㎝
商品番号:17N51(店舗在庫)
見込みは獣にまたがる人物と楽器を吹く人、旗持ちの人が並びます。中央の人物は羽衣をまとい、只者でない雰囲気。
器形同様の八角型になった見込みは、周りを蓮弁文が囲みます。四方に竹林に人物図。賢人にも唐子にも見えますね。よく見ると、中央に置かれた小道具が異なります。
ダミ埋めの江戸後期らしい深みのある呉須調が特徴的で、八角の縁は鉄釉がかけられ、藍色の染付と相性が良く古き良き和食器の魅力を引き立てます。
裏側は、高台周りに波濤文とその上に文字のような丸文、蝙蝠が添えられ、高台内には福の銘と目跡が5カ所。
薄手で均一に整えられた器形にうっとりしてしまいます。7寸サイズで朝から晩までメイン料理に便利です。
ひとつひとつ職人の個性が出る器たちです。スレや歪みによる若干のがたつき、窯傷(焼成中に出来たもの)などがある場合もございますが、味わいある手仕事の魅力としてご理解いただける方にお譲りできますと幸いです。