時代:江戸中期
技法:染付
径約13㎝/高さ約4㎝
商品番号:69M56
くらわんかとは江戸中期、伊万里や波佐見で盛んに焼かれた厚手の素朴な磁器のこと。この器に入れた酒や餅を『くらわんか~』と声をあげながら売っていたことに由来します。
青み含むグレーがかった地肌、黒色のような藍が落ち着いた印象です。おおらかな筆致の絵付けと程よい余白がくらわんか特有の素朴風合いの素地を際立たせます。
ぽつりと佇む見込みはコンニャク印判の五弁花。縁には愛らしい山葡萄図が描かれ、ぽってり肉厚の造形で雑器特有の逞しい重さも伝わってきます。
アンティーク食器ならではの趣を思いのまま味わえるくらわんかのなます皿。素朴な味わいをお愉しみください。
ひとつひとつ職人の個性が出る器たちです。スレや歪みによる若干のがたつき、窯傷(焼成中に出来たもの)などがある場合もございますが、味わいある手仕事の魅力としてご理解いただける方にお譲りできますと幸いです。