











時代:江戸中期
技法:染付
径約19.5㎝/高さ約3㎝
商品番号:14M52③
青味帯びた地肌、呉須調も黒を含んでいます。
描かれたのは若松と太湖石から生き生きと伸びる葉。なんとも珍妙な組み合わせですが、葉脈しっかり描かれ、ダミ(塗り潰し)も荒々しく施された様子は職人の気質を感じさせるものがあります。型に囚われない、大胆さも古伊万里の魅力のひとつだと思います。
器形はこの年代頃に多くみられる、器面がフラットでスッと立ち上がる口縁部。やや厚みある造りです。
※器面全体に貫入(釉薬ヒビ)がございます。普段使いに支障ない程度ですがお写真にてご確認をお願い致します。
ひとつひとつ職人の個性が出る器たちです。スレや歪みによる若干のがたつき、窯傷(焼成中に出来たもの)などがある場合もございますが、味わいある手仕事の魅力としてご理解いただける方にお譲りできますと幸いです。