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時代:明治前期
技法:色絵
径約15,5㎝/高さ約13㎝
商品番号:90M35
九谷焼特有の落ち着いた色味が印象的な盃洗です。
酒を共飲する際に、盃を洗うための水を張っておく器のことを盃洗といいます。座敷ですすぎやすいように、高い脚の造りになっているのでしょうね。
心地よい余白を持たせ、穏やかな空気感が伝わってくるような構図。
渋さのある松竹梅が見込みを飾り、吹き墨の手法で浮かび上がる月が幻想的に描かれています。梅の木は側面へと続き、貫禄のある生き生きとした姿で魅せます。
間に置かれた窓に雄大な富士と茄子。幾何学の中には鷹の文字が納まって、一富士二鷹三茄子のおめでたい組み合わせとなっています。
茶縁には金彩の唐草と幾何学文様が描かれ、レースのように細かい輪花の模りが上品な印象です。
どこを見ても抜かりない職人の丁寧な手仕事が目に愉しい逸品。
全体的にシックな装いでおめでたい席にはもちろん、コーディネイトのアクセントにお愉しみいただけます。
※焼成温度が低かったようで、貫入がございますが、このままのご使用でも支障ない程度と思います。写真にてご確認くださいませ。
こちらの器は金彩を使用しておりますので電子レンジや食洗機のご使用はお控えください。
ひとつひとつ職人の個性が出る器たちです。スレや歪みによる若干のがたつき、窯傷(焼成中に出来たもの)などがある場合もございますが、味わいある手仕事の魅力としてご理解いただける方にお譲りできますと幸いです。