時代:江戸幕末
技法:染付
径約17㎝/高さ約3㎝
商品番号:82M82①
美しい白磁に呉須の濃淡が爽やかな6寸皿。
器面いっぱいに蛤と蜃気楼が表現され、下方には様々な貝が散らされなにやら愉しい雰囲気。
巻貝や2枚貝、中心の大きな貝は蛤です。蛤からは蜃気楼が吐き出されています。
中国の言い伝えによると、蜃気楼の「蜃」は大蛤を指し、大蛤が「気」を吹いて
「楼」閣を出現させると言われていたそう。この文様は19世紀の町人文化で縁起の良い文様として人気を博し、工芸品などによく用いられるようになったそうです。
口縁は緩やかな輪花のつくり。蜃気楼のあいまいな雰囲気に合っています。裏は潔く白無地。
幻想的で清々しい絵付けに思わず目が奪われます。銘々皿にぴったりのやや小ぶりの6寸皿なので、使い勝手も抜群ですよ。
ひとつひとつ職人の個性が出る器たちです。スレや歪みによる若干のがたつき、窯傷(焼成中に出来たもの)などがある場合もございますが、味わいある手仕事の魅力としてご理解いただける方にお譲りできますと幸いです。