




















時代:明治前期
技法:紙刷
径約35㎝/高さ約5㎝
商品番号:69M23①
明治前期、大量生産を目的として使用された型紙摺りの手法。型紙に文様を彫り、ステンシルの要領で絵付けしています。
濃く鮮やかなベロ藍が器面を覆い、素地の白とのコントラストが際立ちます。
見込みは環状松竹梅。四方に配した窓には可憐な菊図が納まります。間には抽象的な草花が描かれてモダンな印象。
裏側三方にも菊図が配します。
縁は緩やかな立ち上がり。鍋の具材を盛ったり、握り寿司も並べたり、オードブルとして何品か盛り付けるのも素敵です。
モダンな佇まいで現代食器との組み合わせも楽しそうです。
古いものですが電子レンジにもかけられるのでまだアンティークの器を使ったことがない!という方にも普段使いしやすいおすすめの器です。
ひとつひとつ職人の個性が出る器たちです。スレや歪みによる若干のがたつき、窯傷(焼成中に出来たもの)などがある場合もございますが、味わいある手仕事の魅力としてご理解いただける方にお譲りできますと幸いです。