


















時代:江戸中期
技法:色絵
径約10㎝/高さ約2.5㎝
商品番号:12d11①(店舗在庫)
艶やかな乳白の地肌に江戸期らしい藍の発色で配される茄子図。
茄子は事を「成す」という言葉にかけられた縁起の良いモチーフです。
下方の葉は呉須がグラデーションに塗られ、全体的に金彩の線で縁取られます。
上部には可愛いらしい茄子が3つ実り、花も咲かせています。
潰れた形やピンクの茄子、赤絵の葉が羽のように付いている姿にもほっこりします。
高台内は無地で仕上げ、側面にはあっさりと描かれた草文でしょうか。
縁立ちの器形で口縁は端反りした造形。手の平に納まるサイズ感がとても愛らしく、さり気ない色絵使いと拘り感じる形状が魅力の小皿です。
5客組でご用意しております。
こちらの器は金彩を使用しておりますので電子レンジや食洗機のご使用はお控えください。
ひとつひとつ職人の個性が出る器たちです。スレや歪みによる若干のがたつき、窯傷(焼成中に出来たもの)などがある場合もございますが、味わいある手仕事の魅力としてご理解いただける方にお譲りできますと幸いです。