








時代:江戸中期
技法:染付
径約5㎝/高さ約6㎝
商品番号:13d50③(店舗在庫)
乳白の柔らかな素地、呉須も落ち着いた発色で優しい雰囲気を纏ったのぞきです。
細かいながらも、余白を設けた絵付けが爽やかな網手文がひろがります
。正確な描き込みですが所々に線の強弱や揺らぎがあり、手仕事の温かさが窺えます。内側は白無地。
口縁は薄造りで裾に向かって厚みを感じます。窄まりが無い、寸胴の器形は愛でたくなる魅力があります。
酒器や茶器、調味料入れなどお見立てでお愉しみいただけます。
※口縁より3㎝程のヒビがございます。①②の高台ホツの品に比べて、肉厚な造りでこのままご使用いただいても支障ない程度ですが、金継ぎなど直しの好材料としてもおすすめです。写真にてご確認ください。
ひとつひとつ職人の個性が出る器たちです。スレや歪みによる若干のがたつき、窯傷(焼成中に出来たもの)などがある場合もございますが、味わいある手仕事の魅力としてご理解いただける方にお譲りできますと幸いです。