
















時代:江戸後期
技法:染付
縦約12㎝×横約19㎝/高さ約4.5㎝
商品番号:59M55
上がり良い地肌は艶のある釉薬を纏い思わず手に取ってしまいそうな滑らかな器面に呉須調は淡く柔らかな印象。手慣れた筆の走りを感じる繊細な筆致が心地良く、微塵唐草文様が丁寧に描かれます。
縁にはぐるりと金彩が乗り、一色の藍で微塵唐草文様を描いた器面にアクセントを加えます。
側面には力強く生命力あふれる唐草文様。微塵唐草と対照的におおらかな筆使い。
唐草の合間には牡丹の花弁でしょうか。力強いなかにも可愛らしさを与え器への愛らしさが増します。
口縁から高台までしっかりと厚さをもたせた安心の重量感。
普段使いに、お魚を盛ったり卵焼きなど深さもあるため、様々なお料理に重宝します。
※少かたつきのあるお品です。
こちらの器は金彩を使用しておりますので電子レンジや食洗機のご使用はお控えください。
ひとつひとつ職人の個性が出る器たちです。スレや歪みによる若干のがたつき、窯傷(焼成中に出来たもの)などがある場合もございますが、味わいある手仕事の魅力としてご理解いただける方にお譲りできますと幸いです。