時代:江戸中期
技法:染付
径約18㎝/高さ約3㎝
商品番号:19N33(店舗在庫)
柔らかくぼやける染付の牡丹図が三方に花開き見ているだけで優しい気持ちになるような8寸皿です。
葉唐草文で埋められておりますが葉脈の描き込みが無くおおらかな絵付けが器全体の雰囲気に似合います。
呉須に水分を含み、じんわり滲んでいるのが味わい深い印象に。見込みは環状松竹梅。周りに輪線が巡り、縁は立ち上がり深さのある造形。
裏側は七宝文が三方に配され、高台内に「成化年製」の文字と目跡が四カ所ございます。
フラットな範囲が広いので、フライなど洋食にも使いやすいお品でございます。
ひとつひとつ職人の個性が出る器たちです。スレや歪みによる若干のがたつき、窯傷(焼成中に出来たもの)などがある場合もございますが、味わいある手仕事の魅力としてご理解いただける方にお譲りできますと幸いです。