














時代:江戸中期
技法:染付
径約21㎝/高さ約2.5㎝
商品番号:17N93②(店舗在庫)
上がりの良い地肌に、澄んだ呉須調が爽やかにひろがります。見込みにはは環状松竹梅が配されます。
縁文様、三方に配された窓絵の中には薊でしょうか。丸窓には梅花。
縁文様には氷裂文様が細やかに描き埋められ、縁にも梅花が散らされます。
ほのぼのとした空気感の可愛らしい絵付けです。
側面には輪郭線用いた唐草文様が配され、筆の走りを感じられる伸びやかさ。
口縁部は緩やかに立ち上がり、器面はフラットです。
程よく重量感のある造形がアンティーク食器ながらも安心の造りです。
高台内には太明成化年製の銘があります。
飽きの来ない構図で長くお愉しみいただける7寸皿です。
ひとつひとつ職人の個性が出る器たちです。スレや歪みによる若干のがたつき、窯傷(焼成中に出来たもの)などがある場合もございますが、味わいある手仕事の魅力としてご理解いただける方にお譲りできますと幸いです。