時代:江戸中期
技法:染付
径約14㎝/高さ約4.5㎝
商品番号:56M66
江戸期の呉須らしい淡い藍が器面を巡ります。
上がり良く、透けるように艶やかな釉薬。染付ならではの柔らかく優しいタッチの絵付けと相まって落ち着いた印象。
見込みには五弁花、余白を残した構図が青みを含む地肌を際立たせます。
見込みの円を地面のように、松竹梅を配した構図。
手描きとは思えないシャープな円も魅力です。
口縁はやや薄造り、高台にかけて厚さを持たせた造形です。
古いものですが食洗機や電子レンジにもかけられるのでまだアンティークの器を使ったことがない!という方にも普段使いしやすいおすすめの器です。
ひとつひとつ職人の個性が出る器たちです。スレや歪みによる若干のがたつき、窯傷(焼成中に出来たもの)などがある場合もございますが、味わいある手仕事の魅力としてご理解いただける方にお譲りできますと幸いです。