











時代:江戸中期
技法:紙刷古印判
縦約6.5㎝×横89.5㎝/高さ約2.5㎝
商品番号:19N51②(店舗在庫)
グレー味を帯びた地肌に紙刷古印判で小紋柄があしらわれる糸巻型小皿。江戸時代に造られていた型紙摺りの器です。
上等な伊万里の染付に対して、比較的安価な型紙摺りの需要が急増。
しかし、型紙の繊細な造りには手間がかかる為安価な大量生産を実現するには至らなかったそう。
明治時代の印判転写であしらわれる器と比べると、貴重なお品です。
淡く味わいのある穏やかな呉須の発色や、手に収まってしまうコロンとしたサイズ感が魅力の古印版小皿です。
形の歪みからも手仕事ならではのアンティークな味わいを感じます。
ひとつひとつ職人の個性が出る器たちです。スレや歪みによる若干のがたつき、窯傷(焼成中に出来たもの)などがある場合もございますが、味わいある手仕事の魅力としてご理解いただける方にお譲りできますと幸いです。