























時代:江戸後期
技法:染付
縦約10×横約10㎝/高さ約7.5㎝
商品番号:52M79
江戸後期時代の手描きであしらわれた向付。
青みを含んだ肌触りの良い地肌に、淡く滲むような繊細な筆致。
紺色に近い落ち着いた呉須調で垢抜けた雰囲気です。
器を覗き込むと見込みが見え、見込みを飾るのはおおらかな龍が。円を描くようにこちらを見つめます。
三弁のように内側に湾曲した縁の造り、三弁の縁に沿って側面には割絵を用います。
縁から高台まで厚さのある器形で、一般的な向付と比べると大きめの造りです。
小鉢として副菜を盛る器として幅広くお愉しみ頂けます。
5客組でのご用意です。
ひとつひとつ職人の個性が出る器たちです。スレや歪みによる若干のがたつき、窯傷(焼成中に出来たもの)などがある場合もございますが、味わいある手仕事の魅力としてご理解いただける方にお譲りできますと幸いです。