時代:江戸幕末
技法:染付
径約19.5㎝/高さ約12㎝
商品番号:5M1
江戸幕末の染付であしらわれた盃洗。
上がりの良いしっとりとした乳白の地肌に発色豊かな呉須調のコントラストが目に愉しいお品。
器面いっぱいに丸々とした鯉が繊細な筆致で描かれ、その周りを花が飾ります。鯉はグラデーションに富んだ絵付けで、規則正しく並んだうろこは墨弾きによる白抜きで表現されます。確かな描写力から当時の職人の技術の高さがうかがえるお品です。
フルーツの盛り合わせにはもちろん、鉢カバーやインテリアとしてもおすすめの盃洗です。
※こちらはノミホツ(ごく小さなカケ)、ぐらつきのあるお品です。画像をご確認の上ご検討ください。
ひとつひとつ職人の個性が出る器たちです。スレや歪みによる若干のがたつき、窯傷(焼成中に出来たもの)などがある場合もございますが、味わいある手仕事の魅力としてご理解いただける方にお譲りできますと幸いです。