











時代:明治前期
技法:紙刷印判
約26㎝×約26.5㎝/高さ約5㎝
商品番号:39M94
禅における修行の段階を10枚の図で表す「十牛図」を思わせる牛と童子図が紙刷転写で描かれます。悟りを求める現在の自己を童子、最終的な理想の自己を牛として表現されています。よく見ると馬には手綱が繋がっており、第五図の「牧牛」を表しているようです。笛を吹く童子と、それをにこやかに見る童子。子どもの心豊かな人生を願った縁起の良い絵柄です。縁文様の微塵唐草ははっきりと美しく、飾り皿としてもおすすめ。程良いサイズ感でお寿司やクラッカーを並べるのもおすすめです。
古いものですが食洗機や電子レンジにもかけられるので、まだアンティークの器を使ったことがない!という方にも普段使いしやすいおすすめの器です。
ひとつひとつ職人の個性が出る器たちです。スレや歪みによる若干のがたつき、窯傷(焼成中に出来たもの)などがある場合もございますが、味わいある手仕事の魅力としてご理解いただける方にお譲りできますと幸いです。