時代:江戸中期
技法:染付
径約14.5㎝/高さ約4.5㎝
商品番号:39M2
青味を含み、柔和な印象の素地に艶やかな釉薬を纏います。発色の良い呉須が行き渡り、縁文様に描かれるのは愛らしい鹿図。愛嬌たっぷり、活力に溢れた姿を躍動的に描いております。周囲を包み込む植物もほのぼのと、穏やかな雰囲気漂います。鹿と言えば、やはり紅葉でしょうか。濃淡つけておおらかに描かれています。
白抜きにした見込みの意匠が粋で、縁文様の発色、絵付けが引き立っています。裏柄は濃く、味わい深い色調で唐草図が描かれます。筆使い感じられるゆったりとした唐草文。口縁部に沿った輪郭線も効いています。薄造りの丁寧な造形で、口縁はやや端反り。線の強弱や発色、滲みで印象異なる五客組。通常サイズよりも一回り小ぶりな、平穏な世界観に心が和むなます皿です。
ひとつひとつ職人の個性が出る器たちです。スレや歪みによる若干のがたつき、窯傷(焼成中に出来たもの)などがある場合もございますが、味わいある手仕事の魅力としてご理解いただける方にお譲りできますと幸いです。