時代:江戸幕末
技法:染付
径約28㎝/高さ約4㎝
商品番号:36M54
江戸幕末の染付であしらわれた9寸皿。乳白の柔らかな地肌に、黒味含んだ呉須調ひろがり味わい深い雰囲気を放ちます。見込みには子孫繁栄の意味を持ち、吉祥果として好まれた柘榴と、同じく吉祥動物の蝙蝠が描かれます。福を呼ぶ縁起の良い文様として、幸福・長寿の象徴とされています。縁文様四方に愛らしい水鳥の姿。一緒に描かれたのは芦でしょうか。間に格子文を配して変化をつけています。裏側は緩い筆致で唐草文様がめぐり、高台内に目跡がございます。幕末期頃によく見かける意匠の絵付けですが、四弁縁の器形で新鮮に映ります。角が無く、丸み帯びた造りが絵付けの雰囲気によく合いますね。
※ムシクイ(釉薬の剥げ)のあるお品です。ご使用には問題ありませんが、画像をご確認の上ご検討ください。
ひとつひとつ職人の個性が出る器たちです。スレや歪みによる若干のがたつき、窯傷(焼成中に出来たもの)などがある場合もございますが、味わいある手仕事の魅力としてご理解いただける方にお譲りできますと幸いです。