時代:江戸中期
技法:染付
径約7㎝/高さ約5.5㎝
商品番号:16N84(店舗在庫)
上げ底、小ぶりな高台からすっと広がる形状は手馴染み良く、とろりとした釉の質感も素朴で味わいがあります。
初期猪口特有のどっしりと肉厚で高台が高くなった造り。高台内も施釉されています。釉飛びも表情として愉しく映りますね。あえて洗いをかけず、状態をそのまま残しています。
素直な筆遣いが目に心地良く、二方に描かれるのは竹の葉。縦縞文様が組み合わせられ洒落た意匠で、江戸期の職人の審美眼の高さを感じさせます。見込みにコンニャク印判で花文が浮かび、口縁は四方襷文様がめぐります。
初期伊万里独特の雰囲気を纏い、心こもった肉筆の数々に温かみが感じられる、情緒豊かな蕎麦猪口でございます。
※年代もの故、キズもその器の個性として愉しまれる方が多いです。キズの状態は写真にてご確認くださいませ。
ひとつひとつ職人の個性が出る器たちです。スレや歪みによる若干のがたつき、窯傷(焼成中に出来たもの)などがある場合もございますが、味わいある手仕事の魅力としてご理解いただける方にお譲りできますと幸いです。