














時代:江戸中期
技法:色絵
径約9.5㎝×9.5㎝/高さ約6.5㎝
商品番号:30M16②
柔らかい入隅角型のフォルムに赤絵金彩纏い、品格ある佇まいです。四方に描かれたのは、芭蕉の傍らにひとりの人物。芭蕉を見つめながら、物思いに耽っているのでしょうか。手描き故に表情はさまざま。優しい色調の人物図の間には、発色美しい雲と格子文がアクセントとなっています。見込みは環状松竹梅図、口縁部は花文様。口縁部は艶やかに金彩施され、一層上品に仕上げます。高台は蛇の目高台、中央に「富貴長春」と有り、高台脇は波文様です。
口縁一か所にノミホツ(極僅かなカケ)がございますがご使用には問題ございません。お写真ご確認の上、ご検討いただけますと幸いです。
こちらの器は金彩を使用しておりますので電子レンジや食洗機のご使用はお控えください。
ひとつひとつ職人の個性が出る器たちです。スレや歪みによる若干のがたつき、窯傷(焼成中に出来たもの)などがある場合もございますが、味わいある手仕事の魅力としてご理解いただける方にお譲りできますと幸いです。