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時代:江戸中期
技法:染付
径約14㎝/高さ約3.5㎝
商品番号:9q20(店舗在庫)
青味がかった灰色の素地に深い呉須の藍が馴染み、味わい深い色合いに心惹かれるくらわんかなます皿。
おおらかではありますが、牡丹と唐草がしっかりと描かれ、くらわんか手の中では上手物の造り。見込みにも牡丹が顔を出します。濃み塗りを用い、柔らかな花びらを表現しています。縁はぽってりとした円形。優しくまろやかな雰囲気が好印象です。
くらわんかにしてはきちんと書かれた唐草文様。筆の強弱が心地よい筆致です。
高台内に渦福銘が入ります。造りの丁寧さから、通常のくらわんかとは異なり、雑器として造られたものではないと思われます。
ほぼキズが無い状態で出てきてくれていることからも大切に使われてきたことがわかるなます皿。5客にそれぞれの個性があり、円の歪みなども魅力の一つです。
5客とも小さなフリモノや黒点などが見られますが、古物ならではの味わいとしてお愉しみください。
ひとつひとつ職人の個性が出る器たちです。スレや歪みによる若干のがたつき、窯傷(焼成中に出来たもの)などがある場合もございますが、味わいある手仕事の魅力としてご理解いただける方にお譲りできますと幸いです。