





















時代:江戸後期
技法:染付
径約11㎝/高さ約8.5㎝
商品番号:50M90
上がり良い乳白の地肌、呉須も濃淡しっかりと発色していて可愛らしい雰囲気を放つ蓋茶碗です。器面に大胆に配置された二股大根図。食料や財宝を授ける神大黒天への供え物として有名であり、そのご利益への願いを込めた縁起物です。濃淡用いて描いた二股大根は逞しく育ち、大きな葉を携えています。
蓋と碗を合わせた時の絵付けの続き柄も見事。手馴染みの良い丸み、程良く肉厚な造形で安心感があります。内側にまでしっかりと絵付けが施されていますので、小鉢、蓋を小皿使いするのもおすすめです。
古いものですが電子レンジにもかけられるのでまだアンティークの器を使ったことがない!という方にも普段使いしやすいおすすめの器です。
ひとつひとつ職人の個性が出る器たちです。スレや歪みによる若干のがたつき、窯傷(焼成中に出来たもの)などがある場合もございますが、味わいある手仕事の魅力としてご理解いただける方にお譲りできますと幸いです。