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時代:江戸幕末
技法:染付
径約16㎝/高さ約4.5㎝
商品番号:38M87①
江戸幕末の染付であしらわれたなます皿。東北の焼はややくすみかかった地肌、肉厚の造形で素朴さが特徴的ですが、こちらはおおらかな筆致ながらもどこか上品さのある印象です。三方には大きな牡丹が花咲かせ、余白を残しつつ唐草が描き込まれます。見込みの葉は星のような放射状の意匠と間に伸びる唐草がモダンな雰囲気を造ります。やや大きめのなます皿は、おかずの盛り皿に重宝しそうです。
ひとつひとつ職人の個性が出る器たちです。スレや歪みによる若干のがたつき、窯傷(焼成中に出来たもの)などがある場合もございますが、味わいある手仕事の魅力としてご理解いただける方にお譲りできますと幸いです。