時代:江戸中期
技法:染付
径約15㎝/高さ約3.5㎝
商品番号:17N82(店舗在庫)
染付としても伊万里磁器としても最初の、かつ最高の達成を示したとされる藍柿右衛門手。焼成技術も進歩し、より歪みや傷の無い素地を実現させました。また絵付けも洗練さを加え、和様のデザインと大胆な構図は、伊万里の中で最も完成された作風でした。
濃みは色彩柔らかく、三方に波と桜図が描かれます。巧みなぼかしの技術が生んだふわりと儚い表現に惚れ惚れします。その間には、優雅な唐草文様が彩ります。輪花型の縁に沿って二重線が引かれ、淑やかにまとめ上げます。見込みは白抜きで、柿右衛門ならではの合理的な絵付けです。縁は緩やかに立ち上がり、端正な形状からも美しさが感じられます。高台内には二重角渦福。裏柄は二重線を濃み埋めした丁寧な唐草文様です。
※ノミホツ(極小さなカケ)と高台ホツ(高台にカケ)のあるお品です。画像をご確認の上ご検討下さい。
ひとつひとつ職人の個性が出る器たちです。スレや歪みによる若干のがたつき、窯傷(焼成中に出来たもの)などがある場合もございますが、味わいある手仕事の魅力としてご理解いただける方にお譲りできますと幸いです。