












時代:明治前期
技法:色絵
径約15cm/高さ約4㎝
商品番号:36M84
目地前期の色絵であしらわれた5寸深皿。器面を大きく使って、描かれるのは、鳥が柘榴を啄みにやってくる様子。身体の動きまでもが細やかな筆致で丁寧に描かれ、表情からも生き生きとした姿が伝わってきます。柘榴はもちろん、葉の葉脈や周りに咲く小さな花までもが美しく描き込まれ、じっくりと眺めるのも愉しいお品です。余白もしっかりと取った構図で、縁文様は七宝繋ぎ。口縁部には鉄釉が施されて器を引き締めます。側面には黒味帯びた呉須調の丸文が浮かびます。なます皿のように汁気のあるお料理や、一人分のサラダにもぴったりな器です。
※釉剝げのあるお品です。ご使用には問題ございませんが、画像をご確認の上ご検討ください。
こちらの器は金彩を使用しておりますので電子レンジや食洗機のご使用はお控えください。
ひとつひとつ職人の個性が出る器たちです。スレや歪みによる若干のがたつき、窯傷(焼成中に出来たもの)などがある場合もございますが、味わいある手仕事の魅力としてご理解いただける方にお譲りできますと幸いです。