時代:江戸幕末
技法:染付
径約24.5㎝/高さ約11.5㎝
商品番号:36M44
江戸幕末の手描きであしらわれた8寸鉢。
余白が大胆に取られ、見込みの牡丹と縁の雷文が目を引きます。
細部まで丁寧な筆遣いで描き込まれ、大きな鉢の中で細い筆致がよく映えます。
外側は散らされた葵と巴文の丸と四角のリズムが心地良く、可愛らしさを感じさせるデザイン。どこから見ても飽きさせず、造りを存分に愉しめます。
大きめの鉢は厚めに造られがちで重たいものも多いですが、こちらは珍しく薄めの造りの為、さほど重くなく出し入れもしやすい鉢です。
上品な佇まいなので、サラダなどはもちろん唐揚げなどを盛りつけても食卓の主役になってくれそうです。
※ムシクイ(湯薬の剥げ),高台ホツ(高台にカケ)のあるお品です。ご使用に問題ありませんが、画像をご確認の上ご検討ください。
ひとつひとつ職人の個性が出る器たちです。スレや歪みによる若干のがたつき、窯傷(焼成中に出来たもの)などがある場合もございますが、味わいある手仕事の魅力としてご理解いただける方にお譲りできますと幸いです。