










時代:江戸中期
技法:染付
径約24㎝/高さ約8㎝
商品番号:34M59
江戸中期の染付であしらわれた鉢。上がりの良い澄んだ地肌に、発色豊かな藍色がひろがる上手物です。
側面は松竹梅が割絵で描かれます。松と竹は風景と共に力強く描かれ、梅は窓絵いっぱいに花と蕾が描かれます。内側はすっきりとした意匠で、見込みの松竹梅を花が可愛らしく囲み、輪花縁に合わせて側面もなだらかに凹凸がつけられています。造形にもこだわりが感じられるお品となっております。
縁が広く企画的浅めの鉢は、盛り付けた料理を取り分けやすく、使い勝手がよいのでおすすめです。
ひとつひとつ職人の個性が出る器たちです。スレや歪みによる若干のがたつき、窯傷(焼成中に出来たもの)などがある場合もございますが、味わいある手仕事の魅力としてご理解いただける方にお譲りできますと幸いです。