














時代:江戸中期
技法:染付
径約21㎝/高さ約3㎝
商品番号:16M31
見込みに丸窓を設け、その周囲を花弁状の窓で区分けした構成が芙蓉の花を想わせることから芙蓉手と呼ばれます。桃型のような可愛らしい窓絵には蓑笠と扇、巻物図の異なる宝文が四方に配され、柔らかな素地に深みある呉須調で味わい深い絵付け。印象的な八弁の見込みには鳥と草花図。伸びやかで、愛らしい絵付けに心擽られる平皿ですよ。
こちらの器にはホツ(カケ)と少甘手(焼成が甘く表面の釉薬のみにヒビが入ってしまったもの)がございます。お写真ご確認の上ご検討いただけますと幸いです。
ひとつひとつ職人の個性が出る器たちです。スレや歪みによる若干のがたつき、窯傷(焼成中に出来たもの)などがある場合もございますが、味わいある手仕事の魅力としてご理解いただける方にお譲りできますと幸いです。