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時代:江戸中期
技法:染付
径約21㎝/高さ約2,5~3㎝
商品番号:18k15③(店舗在庫)
現在の佐賀県武雄市にあった古窯で、明治前期に廃絶した筒江窯製の7寸皿です。江戸時代に青磁や染付を多く造りだした窯で有名です。
青味含んだ素地に、濃いめの呉須で器面を埋めていて存在感を放っています。白抜きにされた如意頭型の窓絵に其々松竹梅が飾られ、吉祥文様が引き立てられます。間には葉脈がしっかりと描かれ、生命力に溢れた絵付けです。見込みには羊歯が放射状に並び、美しい幾何学模様を作ります。
裏側は伸びやかな唐草がめぐり、高台内に筒江富貴長春とあります。
面は平たくフラット、縁に立ち上がりを持たせた器形。どっしりとした厚みが均一な造形です。
平らな面が広いので、何品か盛り付けるプレートのような使い方、洋皿のような使い方もおすすめです。
※部分的に貫入、焼成時の歪みで高さに誤差がありますがかたつきも無く、据わりは安定しています。
ひとつひとつ職人の個性が出る器たちです。スレや歪みによる若干のがたつき、窯傷(焼成中に出来たもの)などがある場合もございますが、味わいある手仕事の魅力としてご理解いただける方にお譲りできますと幸いです。