時代：明治～大正 技法：総黒,沈金 径約12.5㎝/高さ約9㎝ 商品番号：67M96 艶やかな黒の漆を纏い、沈金の手法用いて描かれた菊図。高台内にも文様は続き、細かな技は見惚れる美しさです。蓋の高台にもぐるりと金彩を施しています。 裾に向かって窄まる器形が上品で、吸物だけでなく小鉢使いも似合いそうです。 椀は使用からの焼けがあり、茶色く変色しています。ご使用には支障ないですが、画像をご確認の上ご検討ください。 漆器は土台が天然の木ですので、電子レンジや食器洗浄器は使用できません。また、漆器のお手入れですが普通の食器用洗剤とスポンジ（柔らかい面）を使って頂いて大丈夫です。 ただし、湿気と乾燥に弱いため、洗った後に乾拭きをしっかりしていただいたり長く使われないようでしたら新聞紙に包んで保管していただければ、永くお使いいただけます。 ひとつひとつ職人の個性が出る器たちです。スレや歪みによる若干のがたつき、塗りのムラなどがある場合もございますが、味わいある手仕事の魅力としてご理解いただける方にお譲りできますと幸いです。