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時代:明治前期
技法:色絵
径約9.5㎝/高さ約7.5㎝
商品番号:66M58
明治前期頃の色絵であしらわれた向付。大ぶりで入隅の四角い器形が目を惹くお品です。
色絵の繊細な筆致で描かれるのは菊と鶴。間には幾何学文様や唐草が所狭しと敷き詰められ、どこから見ても飽きないデザインです。
縁文様は瓔珞文でしょうか。見込みは植物を文様化した図案が。どこかエキゾチックさを感じさせる絵付けに目を奪われます。
高台周りには剣先図。高台内には「富貴長春」の銘が。
大ぶりの造りですので、小鉢としてはもちろん、あんみつやアイスクリームなどをもりつけてデザートカップとしても素敵です。
※こちらは甘手(釉薬のみの貫入)のあるお品です。ご使用には問題ない程度ですが、画像をご確認の上ご検討くださいませ。
こちらの器は金彩を使用しておりますので電子レンジや食洗機のご使用はお控えください。
ひとつひとつ職人の個性が出る器たちです。スレや歪みによる若干のがたつき、窯傷(焼成中に出来たもの)などがある場合もございますが、味わいある手仕事の魅力としてご理解いただける方にお譲りできますと幸いです。