











時代:明治後期~大正
技法:銅印判
径約18,5cm/高さ約6cm
商品番号:60M1
明治後期~大正の銅印判であしらわれた6寸鉢。
くすみがかった素地、器面を覆う藍色も発色はしっかりとしていますが、
柔らかな印象。
三方に設けた大きな窓には其々に松竹梅が配し、白抜きで表れた鉄線図が間を埋めます。判がずれてしまったのでしょう、竹梅窓絵の間は大きく歪んでいますね。現代では考えられないような所も愛おしく想える古いものの魅力が詰っています。
全体的にぽってりと肉厚な造形。丸みを帯びた緩やかな立ち上がりも手馴染みが良いです。盛り鉢、丼代わりに、、お見立てでお愉しみくださいませ。
古いものですが食洗機や電子レンジにもかけられるのでまだアンティークの器を使ったことがない!という方にも普段使いしやすいおすすめの器です。
ひとつひとつ職人の個性が出る器たちです。スレや歪みによる若干のがたつき、窯傷(焼成中に出来たもの)などがある場合もございますが、味わいある手仕事の魅力としてご理解いただける方にお譲りできますと幸いです。