











時代:明治前期
技法:色絵
径約12㎝/高さ約2.5㎝
商品番号:56M13①
明治前期時代に手書きであしらわれた小皿。
乳白の澄んだ地肌に、色絵ながらもほどよく余白を残した構図です。
柔和な呉須調で描かれた見込みには唸るように鳴いている龍の姿が。
見込みをぐるりと囲むのは芭蕉や熨斗図。
余白を残した構図が乳白の上がり良い地肌を引き立てます。
時代背景からか、豪華絢爛な色遣いが多くみられます。
明治後期以降になると量産化を目的としたのでしょうか、
転写と手描きを併せた絵付けが増えてきます。
お一人用のお取り分け皿や、
唐揚げなどのちょっとした
おかずの盛り付けに重宝できます。
こちらの器は金彩を使用しておりますので電子レンジや食洗機のご使用はお控えください。
ひとつひとつ職人の個性が出る器たちです。スレや歪みによる若干のがたつき、窯傷(焼成中に出来たもの)などがある場合もございますが、味わいある手仕事の魅力としてご理解いただける方にお譲りできますと幸いです。