時代:明治前期
技法:色絵
径約8.5㎝/高さ約6.5㎝
商品番号:53M13
明治前期時代の色絵であしらわれた向付。
同じ絵付けであしらわれる通り物での入荷です。
ミルクのような滑らかな乳白の地肌が目に映ります。余白を活かして描かれる菊の花の花弁には陽刻が施され凝った印象。
菊の上を鮮やか金彩で描かれた蝶が舞います。上品で繊細な手慣れた筆致で、垢抜けた印象。
縁は波打ち、高台に下がるにつれて分厚い造り。
デザートカップや副菜を盛る器として幅広く活躍します。
こちらの器は金彩を使用しておりますので電子レンジや食洗機のご使用はお控えください。
ひとつひとつ職人の個性が出る器たちです。スレや歪みによる若干のがたつき、窯傷(焼成中に出来たもの)などがある場合もございますが、味わいある手仕事の魅力としてご理解いただける方にお譲りできますと幸いです。