時代:明治前期
技法:色絵
径約8.5㎝/高さ約6㎝
商品番号:53M18
やや青味を含んだ地肌、中を覗くと向かいあう鳳凰が描かれています。
口縁にはタンポポでしょうか、内側まで凝った絵付けで上質なのが窺えます。
明治期特有のはっきりとした呉須調で側面には抜かりなく牡丹や丸文が描かれ、丸文の中には龍の姿も見られます。細かな描写でどこを見ても愉しい向付です。
しっかりと分厚い器形、副菜を添える小鉢として、デザートカップとしても幅広く重宝します。
こちらの器は金彩を使用しておりますので電子レンジや食洗機のご使用はお控えください。
ひとつひとつ職人の個性が出る器たちです。スレや歪みによる若干のがたつき、窯傷(焼成中に出来たもの)などがある場合もございますが、味わいある手仕事の魅力としてご理解いただける方にお譲りできますと幸いです