













SOLD OUT
時代:江戸中期
技法:染付
径約13.5㎝/高さ約4㎝
商品番号:14N42①(店舗在庫)
筒江窯の花唐草文の入荷です。江戸から明治初期まで長きにわたり多くの磁器を生産してきた筒江窯。厚みを持たせた実用的な器が有名ですが、今回入荷のなます皿は比較的薄造りです。
花も唐草も軽やかな筆致でリズミカルに巡ります。唐草の先端がくるくると愛らしい形状です。見込みには梅が環状に描かれます。縁は控えめな輪花縁。
裏面は釉薬の溜まりが青く見えます。筒江窯は通常、蛇の目高台が主流ですが、こちらは珍しいべた底の造りです。「筒江」の銘有り。
ハレの日は勿論、普段使いもしやすいなます皿です。
ひとつひとつ職人の個性が出る器たちです。スレや歪みによる若干のがたつき、窯傷(焼成中に出来たもの)などがある場合もございますが、味わいある手仕事の魅力としてご理解いただける方にお譲りできますと幸いです。