時代:江戸幕末
技法:染付
径約30㎝/高さ5㎝
商品番号:50M54
江戸幕末の染付であしらわれた尺皿。
つま先から頭まで楽しそうな表情の恵比須様。一説によると釣好きの神様だそう。右手に釣竿、左手に鯛を持った姿で描かれることが多いのですが
今回は鯛を釣った姿で登場です。鯛も勢いよく宙に舞っています。
海辺に生える松は画面の外まで伸びています。よく見ると空や鯛との境界線は白く、墨弾きを巧みに使っているのが分かります。
裏は唐草文様。なんだかひょうきんな印象です。高台周りは輪線ですっきりと。高台内に7カ所の目跡が確認できます。
覗きにドレッシングやソースを入れて
家族全員分のサラダや肉料理の盛り付けにご使用頂けます。
ひとつひとつ職人の個性が出る器たちです。スレや歪みによる若干のがたつき、窯傷(焼成中に出来たもの)などがある場合もございますが、味わいある手仕事の魅力としてご理解いただける方にお譲りできますと幸いです。