時代:江戸幕末
技法:染付
径約15㎝/高さ約11㎝
商品番号:5M78
江戸幕末の染付であしらわれた盃洗。
薄く青味がかった地肌に、水を含んで涼やかな色味の呉須調がマッチしたお品です。
器面に描かれるのは登竜門の鯉。水面から飛びあがり、龍になろうとする姿が墨弾きを用いて巧みに表されます。口縁はしっかりと厚みを持った造り。ほのかな輪花縁の中に文様の絵付けが施されます。
元々は盃を洗うために使われていた盃洗。水をはった際に映える意匠に脱帽の逸品です。
インテリアとしてもお愉しみいただけそうな盃洗です。
古いものですが食洗機や電子レンジにもかけられるのでまだアンティークの器を使ったことがない!という方にも普段使いしやすいおすすめの器です。
ひとつひとつ職人の個性が出る器たちです。スレや歪みによる若干のがたつき、窯傷(焼成中に出来たもの)などがある場合もございますが、味わいある手仕事の魅力としてご理解いただける方にお譲りできますと幸いです。