時代:江戸幕末
技法:染付
径約15.5㎝/高さ約12㎝
商品番号:5M75
江戸幕末の染付であしらわれた盃洗。澄んだ乳白の地肌に、発色いい呉須の色味が良く映えたお品です。
器面には大胆に牡丹が二輪描かれ、今花開いたかのような優美ないでたち。葉は濃みを用いて青々とした様が表現されます。
しっかりとした厚みを持った口縁にまで文様が施され、丁寧な意匠に思わず目を奪われます。
外側側面には千鳥でしょうか、悠々と空を舞う姿が描かれ、余白を残した構図で爽やかな印象。
足にまで絵付けが施され、抜かりない職人仕事が目に愉しいお品です。
フルーツを盛ったり、インテリアとしても存在感放つ逸品です。
古いものですが食洗機や電子レンジにもかけられるのでまだアンティークの器を使ったことがない!という方にも普段使いしやすいおすすめの器です。
ひとつひとつ職人の個性が出る器たちです。スレや歪みによる若干のがたつき、窯傷(焼成中に出来たもの)などがある場合もございますが、味わいある手仕事の魅力としてご理解いただける方にお譲りできますと幸いです。