










時代:江戸後期
技法:染付
径約20㎝/高さ約2.5㎝
商品番号:39M15
江戸後期の染付であしらわれた7寸皿。
ほんの少し青みがかった地の色に、少しくすんだ呉須の色が柔らかい印象です。
比較的薄手の造りですが、高台はしっかりとした安心感のある造り。
器面の周りを巡るのは意匠化された松。一見松には見えませんが、枝が巡り、松の葉が放射状に描かれます。思い切りのいい筆運びに松の青々と茂る生命力を感じ取れます。
見込みには環状松竹梅も描かれ、おめでたいお食事の席にもピッタリです。普段の食卓からお祝いの席まで寄り添ってくれる7寸皿です。
ひとつひとつ職人の個性が出る器たちです。スレや歪みによる若干のがたつき、窯傷(焼成中に出来たもの)などがある場合もございますが、味わいある手仕事の魅力としてご理解いただける方にお譲りできますと幸いです。