












時代:明治前期
技法:色絵
径約9㎝/高さ約7.5㎝
商品番号:38M99
江戸後期の赤絵の向付。向かい合う蝙蝠が三方に描かれます。グラデーションの赤が印象的。間には漢字が意匠化されたものが配され、蝙蝠と交互に並びます。高台周りの藍が鮮やかで、高台にも絵付けが施される丁寧さ。中を覗くと見込みには花咲く風景が納まり、口縁部には四方襷。四方に意匠化された花図が配されます。口縁部外側に巡る藍が稜花縁を美しく引き立てます。デザートカップにもおすすめの向付です。
※フリモノ(焼成中に降り積もってしまった灰)のあるお品です。ご使用には問題ありませんが、画像をご確認の上ご検討ください。
こちらの器は金彩を使用しておりますので電子レンジや食洗機のご使用はお控えください。
ひとつひとつ職人の個性が出る器たちです。スレや歪みによる若干のがたつき、窯傷(焼成中に出来たもの)などがある場合もございますが、味わいある手仕事の魅力としてご理解いただける方にお譲りできますと幸いです。