











時代:明治前期
技法:色絵
径約5.5㎝/高さ約4.5㎝
商品番号:37M46
藍色は控えめに、赤絵の大胆な配色で目を惹く通り物の小向付。四方に配した菊花を、伸びやかな筆致の唐草が繋げます。見込みは染付による抽象的な花図。すっきりとした絵付けは、赤絵の中で抜けとなっています。口縁部にも染付による輪郭線が薄っすらと見えます。程手の中に納まってしまうサイズですが、細かな絵付けは顕在で見惚れてしまう美しさ。薬味やソース入れとして、酒器としても丁度いいサイズです。通り物で集めると更に華やかなテーブルコーディネートをお楽しみいただけるのでおすすめです。
経年による釉薬剥げや金彩擦れが若干見られますが、大きな損傷無く、状態良く入荷しております。
※甘手(焼成温度が低く釉薬のみにヒビ)のあるお品です。ご使用には問題ございませんが、画像をご確認の上ご検討ください。
こちらの器は金彩を使用しておりますので電子レンジや食洗機のご使用はお控えください。
ひとつひとつ職人の個性が出る器たちです。スレや歪みによる若干のがたつき、窯傷(焼成中に出来たもの)などがある場合もございますが、味わいある手仕事の魅力としてご理解いただける方にお譲りできますと幸いです。