











時代:明治前期
技法:染付
径約15.5㎝/高さ約3㎝
商品番号:37M40①
見込みには環状松竹梅。四方にはデフォルメされた牡丹が可憐に花を咲かせ、線描きの唐草文は筆の走りを感じる伸びやかさがあります。それでいて正確丁寧に間を描き埋めています。濃過ぎない鮮やかな藍色が華やかさを引き立てており、モダンな表情で魅せます。上がりの良い素地に映える唐草文が裏側をめぐります。器形も洒落ていて、立ち上がりを持たせ、口縁部は端反りに。藍と白の美しい色のコントラストが、色とりどりのお料理によく映え、清涼感をもたらしてくれます。
※口縁部にノミホツ(極小さなカケ)のあるお品です。ご使用には問題ございませんが、画像をご確認の上ご検討ください。
ひとつひとつ職人の個性が出る器たちです。スレや歪みによる若干のがたつき、窯傷(焼成中に出来たもの)などがある場合もございますが、味わいある手仕事の魅力としてご理解いただける方にお譲りできますと幸いです。