
















時代:江戸中期
技法:染付
径約37㎝/高さ約7㎝
商品番号:37M16
江戸中期の染付であしらわれた尺皿。余白を十分に取った見込みには洒落た雰囲気の花図を構えます。縁文様は市松柄に仕切られ、交互に配されるのは幾何学文と宝図です。黒味帯びた味わい深い呉須調で、青海波が存在感を放ちつつ全体を引き締めています。斜め格子の控えめな線との対比もバランスよく、目に愉しく映ります。側面には上品に花蔦が巡り、手の込んだお品となっております。
※ニュウ(ヒビ)のあるお品です。画像をご確認の上ご検討ください。
ひとつひとつ職人の個性が出る器たちです。スレや歪みによる若干のがたつき、窯傷(焼成中に出来たもの)などがある場合もございますが、味わいある手仕事の魅力としてご理解いただける方にお譲りできますと幸いです。