














時代:明治前期
技法:色絵
径約15㎝/高さ約5㎝
商品番号:36M2②
明治前期の色絵であしらわれたなます皿。染付の龍が大きく口を開き、見込みに収まっています。二方に配される扇型の窓絵の中には白抜きの鷺。鷺とは思えぬくちばしの短さとつぶらな瞳が何とも言えない魅力を放っています。染付で描かれるのは意匠化された鳳凰と龍。淡い藍に金彩施され爽やかな印象です。金と赤を基調に、兎が可愛らしく跳びはねます。
年中使いたくなる色合いのなます皿。鍋の取り皿に、煮物やひとり分のサラダに、毎日の食卓で大活躍してくれそうです。
ひとつひとつ職人の個性が出る器たちです。スレや歪みによる若干のがたつき、窯傷(焼成中に出来たもの)などがある場合もございますが、味わいある手仕事の魅力としてご理解いただける方にお譲りできますと幸いです。