












時代:江戸幕末
技法:染付
径約24.5㎝/高さ約7㎝
商品番号:36M61②
江戸幕末の染付であしらわれた深皿。見込みに丸文を3つ配します。山水図は三種の木をしっかりと描き分けています。右上は梅に鶯図。たくましい梅の枝にちょこんと座る鶯の様子がなんとも愛らしいです。朝顔図は色付けにグラデーションをつけたことで、花弁の薄くひらひらとした質感が伝わってきます。縁をぐるりと雷文で囲み、引き締まった印象に。裏側は梅花が散り、ぽってりとした玉縁と合わさって素朴な可愛さを出しています。高台内に目跡が1箇所と銘がございます。
※釉切れ(釉薬がかかっていない箇所)とムシクイ(釉薬の剝げ)がございますが、使用に問題ございません。画像をご確認の上ご検討ください。
ひとつひとつ職人の個性が出る器たちです。スレや歪みによる若干のがたつき、窯傷(焼成中に出来たもの)などがある場合もございますが、味わいある手仕事の魅力としてご理解いただける方にお譲りできますと幸いです。