時代:江戸幕末
技法:染付
径約28.5㎝/高さ約4.5㎝
商品番号:36M55
江戸幕末の染付であしらわれた9.5寸皿。ほのぼのとした風体の鷺が水辺を歩きます。的確な線選びで描かれた鷺は愛嬌のある面立ちです。後ろに揺れる柳や器を横断して広がる霞は呉須の濃淡が使い分けられ、見る者に奥行を感じさせます。
ひとつひとつ職人の個性が出る器たちです。スレや歪みによる若干のがたつき、窯傷(焼成中に出来たもの)などがある場合もございますが、味わいある手仕事の魅力としてご理解いただける方にお譲りできますと幸いです。