










時代:江戸中期
技法:染付
径約14.5㎝/高さ約5㎝
商品番号:36M30
高級食器の伊万里と対照に、日常使いの雑器として主に波佐見で焼かれたくらわんか皿。柔和でいて深い色合いの呉須調が心和みます。見込みにはコンニャク印判の五弁花。伸びやかな筆致の縁文様は菊が描かれます。緩やかな曲線を描く菊の美しいシルエットに見惚れます。
高台に厚みがあり、重たさを感じる造形。くらわんかならではの味わい深い武骨さをご堪能ください。
ひとつひとつ職人の個性が出る器たちです。スレや歪みによる若干のがたつき、窯傷(焼成中に出来たもの)などがある場合もございますが、味わいある手仕事の魅力としてご理解いただける方にお譲りできますと幸いです。