









時代:江戸中期
技法:紙刷
約6.5㎝×約8㎝/高さ約1.5㎝
商品番号:20D30⑤(店舗在庫)
当時、上等な伊万里の染付に対して型紙摺りによる安価な大量生産の器の需要が急増して使用されていた技法。
しかしながら型紙の細かい造りには大変手間がかかり、大量生産の安価な器を実現するには至らなかったようです。
現在でも稀少ながら現存している古印判。明治以降の銅判転写のお品に比べると、高価で貴重なものになっています。
手のひらに収まるほど小さな菱型皿に、細やかに小花が散らされています。小さなドットの中に咲く小花が愛らしく、当時の手仕事ならではの形の歪みからもアンティークの味わいを感じることができます。
※こちらの商品は欠けを修復されている箇所がございます。画像をご確認の上ご検討ください。
ひとつひとつ職人の個性が出る器たちです。スレや歪みによる若干のがたつき、窯傷(焼成中に出来たもの)などがある場合もございますが、味わいある手仕事の魅力としてご理解いただける方にお譲りできますと幸いです。